パルス2クール1日目

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おはよーございます。

今日はH先生外来。現時点であっさりと検体採取おわってあとは診察にそなえるだけです。

(左鼻にBスポットだけ恐怖感出てきた。。メキメキいうから。。w)

聞くことまとめるのと、ラインスタンプ申請

www.youtube.com

 

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検査結果詳しくはこれからだけど

悪くはなかったようです

ということで2クール目スタートできるようです。

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よかった!なおすぞー(((o(*゚▽゚*)o)))

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ちょっとパルス開始時間がきょうは遅れてたみたいでパルスしながらご飯です。

主治医のN先生が

検査結果をもってきてくれて

少しずつ良くなっているようで

本当にありがたいです。

 

そして検査結果。

蛋白がマイナスに!

尿潜血が2+から1+に!

一度の検査結果だから一喜一憂はよくないし、実際こんごどうなるかわからないけど

とてもうれしい。

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高解像度データ

 

( 10年ほど前の会社の検診から病気発覚〜現在に至るまでの数値です。

もしもこちらを見ていただいている方がいらっしゃいましたら1患者の動きとして

ご参考になったら幸いです。)

(2012年ころより異変が出始め、2017年10月頃より風邪症状や長引く体の不調と共に急激に悪化。2018年1月ころより次第によくなってきているという状況です)

 

その結果をまとめたり、H先生に質問ききたいメモを作ったりしてたら

予定より30分はやくH先生外来に呼ばれた。めっちゃドキドキする

H先生は大学のときの先生に会うときのような

なんというか良い意味ですべてを見透かされているような感じがするし

ものすごく自分に厳しく生きられている方だというのがオーラでばっしばしに出ているので

なんだか自分が穴があったら入りたいという気分になってしまう。

 

初のH先生外来(仙台から3ヶ月ぶり)(腎生検安静中にばったりお会いしたが)

部屋にはいるとなんと主治医のN先生もとなりに座られていた。そういう状況での診察だったのか!と安心した。

てっきり一対一でお話しさせてもらうと思っていたので。

 

経過は順調とのこと。以下H先生から聞けた貴重なこと。

  • 炎症が激しい時期はクレアチニンも上がる。一時期1を超えていたけどいまは0.8台で安定してきたからちゃんとよくなっている。
  • どのタイミングで蛋白が消えるかが重要。潜血が消えた時点で蛋白が残っているのは本当はよくない。いま潜血も減り、蛋白がほぼない状態と考えると、やっぱり寛解が見込める状態と思って良い。(あくまで今回1回の検査結果でではるが)
  • そしてこれが結構深い話だったのだけど、白血球の値で、リンパ球の値が多いみたいで、しかもパルスをやってみても、あまり減っていない。ふつう35以下に減ってもよいが39.3まででキープされていてこれはけっこう高いほう。もともと風邪などを引きずらい体質らしい。だけど逆に言うとステロイドが効きにくい体質とも言えるそう。とはいえいま効果も出ているのでこのままやってみるが、もしも万が一潜血が消えなかった場合、500mgから1000mgにプレドニゾロンを濃度UPできる体質ということだった。それがカルテにも書き込まれた。こういった一歩深い数値にまで言及して診察してくださるのは本当に貴重な体験だと思う。

 

BスポットのほうもH先生のはさすが大胆でありながらスッと入って、鼻中隔湾曲もものともしない。

すぐ奥の上咽頭まで到達。

なんというか大胆な動きなのに苦痛が少ない!!

さらにこの上咽頭でも血がつかないとこまでやればもうしっかり寛解できるから大丈夫だよ。と声をかけてくださった。

毎日のN先生の治療の効果がちゃんと出ていると。

 

病気がわかってから2〜3週間は右往左往していろんな病院にってほんと大騒ぎして、

その末に最後の最後にH先生の病院に滑り込ませていただき、そしていまの病院にもお世話になることができて

本当に幸運だと思う。日本の中で(いや世界で)最高の治療(と僕は思っている)を受けれているなんて、なんということなんだろう。

しかも大きな病院なのに、人の距離がちかくて、みんな名前を覚えていたり、ちゃんと心でお互いを把握している

そしてその心をつかって、ものすごい高額な設備や真新しい設備とかだけの恩恵なんて相手にならないような真の技術と歴史を作り出している

いつだってどこだって、最高の場所というのは往々にしてそういう場所な気がする。

そういう場は「人がつくる」以外にないんだ。

ここで治療を受けさせてもらっていることにもっともっと何十倍も謙虚にならないといけない。

看護師さんたちお医者さんたち、一人一人の自分独自で削り磨きあげた責任感とプライドをあらゆるところで分けていただいている。

ものすごい尊い精神の技術をもらっている。だから、

この場での医療はきっと「表現」なんだ。

 

 

糸球体33個のうち4個が完全硬化、4個が半月体形成、についてお聞きすると

不幸中の幸いという感じだった。本当にみつかってよかったと。

あまりに自分勝手な質問だったので、もうそれ以上はよくばるのをやめた。

 

H先生を前にすると、

なんというか厳しく生きてきたということからくるオーラと、

見透かされている感じというか自分が恥ずかしくなる感じとか

そして一言一言の超絶な説得力、それらがものすごく考えられた上と、ものすごい量の経験値から出されている言葉

そして知識プラス臨床のすさまじい直感と感覚と眼力のようなものから出ている感じだから

自分が質問しようと思ってたことなんて

甘えのようなもののきがして、なんというかくだらないどうでもいいことに思えてきて

とくに聞くことがなくなってしまう。

 

看護師さんたちも、お医者さんたちも、

科学の力で合理主義、理系の真骨頂みたいな西洋的な学問を手段として駆使しながら、

生命を維持するっていうものすごく根源的な究極に人類のために役に立つ「結果」を出す。

 

アートやなにかしらの表現物はそういったリアリスティックで実利的な部分を一度棚にあげることでできるドラスティックさもあるけれど、

究極のリアルを使った医学というアートのすごさに今自分は圧倒されている。

そういったことで医学のロマンの強さに真に表現の世界から並走することって

ものすごいアクロバティックで地獄のようなことをしないと到底叶わないのではないかと思った。10月から治療を始めて思うことだ。

職業やジャンルに上下はないし

自分が甘い考えモノづくりをとらえてることがそういう考えに至って

作家さんたちに失礼なことを言ってるのは承知の上で、、

無知で今回病気になって医学のすごさ魅力に初めて気づいたっていう話なのかもです。

アートや表現の生業ってエゴの部分が多いしなんだかんだいって恵まれた人じゃないとできない仕事で余裕も必要というのも否めない。

でもアートも人類のため他人の役にたつべきだけど。。

アートはデーモンとはよく言ったもんで

こんなこと言ってる次元じゃないのかも

アートの悪魔に魂を売ってそっからナンボのヤクザな世界ということだろうか。

 アートがデーモンにならなくても成立してる姿が医学なのかな。。

医学は合理的な科学を先鋭的に使っているのに

究極のアートになっている

それはだれしもが望む死にたくないという人間の弱さ(強さ)をかなえてあげる

究極のやさしさを司っているから。

 

人が窮地に追い込まれ

本当に弱った時に、それでもなお差し伸べられる手。

そんなカッコよく尊い行為は

誰がなんと言おうが

不可侵な価値観だ。

 

アートも自分が確信犯的に道化になることでそういう種類の究極のやさしさを生みだすものなはず。

 

生きる技術を既成概念にまどわされることなく考えるのがアートなら

それを真正面方向から究極的にやれているのが医学だ。

科学と感情が複雑に入り組んだものすごい仕事であり、表現。

 

こうやってすごい次元で仕事をしている人たちが世の中に実際いて、日々超高濃度のドラマを生み、人のためになっている。

自分のやれる手段で分野で、こういう人たちにどこまで近づけるだろうか。

 

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 おやすみなさい